トラペジウム【書評】
- 感想 -
「まるで穴の開いた靴下を見るかのような酷い目つきでこちらを見据えてくる」(p.9)
「そのフンドシみたいなスリットが入ったスカートに、首に巻きついているニラのようなおリボン。随分とハイセンスなこと。わたくしにはついていけないわ」(p.10)
また、主人公の「夢に向かってひた走る」という展開に、心動かされる人も出てくることだろう。
主人公は次々と行動を起こして夢に近づこうとしている。それは、はじめから無理と諦めていたり、頭の中で考えるだけでいつまでも行動を起こせない人には、ぜひ参考にしてもらいたい。
筆者自身がそれらを乗り越えてきた人だからこそ書けた作品。
ユーモラスな部分はもとからあったのだろうか。わたしはアイドルには疎いが、きっと筆者自身も魅力的な女性なのだろう。本書を読んで、そう感じた。
#トラペジウム #高山一実 2019 46冊目 #読了
— にん* (@_carrotbook) July 3, 2019
現役アイドルだからこそ、描ける内容。何よりもアイドルに対する熱量が伝わってきました。とても読みやすかったです! pic.twitter.com/lgfLx31KET
Youtuberさんも紹介しています。こちらの動画も参考までにぜひ♪(ネタバレ注意)
(引用元:「れお【Leo】」Youtubeチャンネル 様 より)
(画像ソース:ダ・ヴィンチニュース)
【目次】
Ch.1 南の星 ~ 縦ロールの女 ~
Ch.2 西の星 ~ 萌え袖の女 ~
Ch.3 東の星 ~ 輝きたい女 ~
Ch.4 北の星 ~ 善を為す女 ~
Ch.5 同じ星 ~ 車イスの少女 ~
Ch.6 共謀者 ~ ラクダ色カメラマン ~
Ch.7 好敵手 ~ マルチリンガル老人 ~
Ch.8 救い主 ~ 毒キノコAD ~
Ch.9 方位自身
エピローグ
KADOKAWA
237ページ
2018年11月28日初版発行
著者 高山一実
1994年2月8日生まれ、千葉県南房総市出身。2011年8月、乃木坂46第一期メンバーオーディションに合格。本書が小説デビュー作となる。
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