言い訳してる場合か! ー 脱・もう遅いかも症候群【書評】
人生100年時代と叫ばれるなか、「我々の年齢感・人生観は古い」と筆者は述べています。
筆者いわく、人生50年時代の年齢感にとらわれ、「年齢も年齢だし、もうついていけない」などを理由に言い訳をしている人が多いそうです。40代にしろ50代にしろ、体力も気力もまだまだ衰えていません。
にもかかわらず、あれこれと理由を付けて言い訳をしている人に「しっかりせい!」と喝を入れて、新しいマインドセットをの手に入れる方法を本書で伝えています。
精一杯生きよう! - たった一度きりの人生だから -
女性の立場から、女性にフォーカスを当てて書かれていますが、男性でもためになる本です。
話題となった、リンダ・グラットン氏の著書『LIFE SHIFT』を参考文献としており、一歩踏み出すことで新たな課題を見つけるきっかけになります!
( 'ω'o[ 本書の内容をご紹介 ]o
『知足安分』という言葉があります。身の程を知り、高望みをしないで分(与えられた位置)に安じて暮らせば、平穏で幸せな人生が送れるという教えです。同じように欲望からの解放と心の安らかさを追求した仏教の教えとして、『吾唯足るを知る(われただたるをしる)』という言葉もあります。確かに、「これでいいのだ」と、自分の現状を受け入れていれば安心かもしれませんが、それではつまらないのです。
「もう年だから、私には無理」「これまで勉強してこなかったから…」などと、できないという理由を並べ立てて、何もしないのが「賢い生き方」ではありません。身の程知らずの挑戦をして失敗することを恥ずかしいと思っていては、50歳からの人生は衰える一方ではないでしょうか。
生きているうちに、生まれ変わろう。
何事においても「出来ない理由」ならいくらでも出てきます。年齢を問わず、出来ない理由ばかり考えることが癖になっている方は少なくないでしょう。しかし、それでは前には進めません。
本書には、これからの時代に必要な能力は何かということも述べられています。「くすぶっている今の自分から一歩を踏み出したい」という方にぜひ読んでいただきたい一冊です!
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【目次】
はじめに 50歳から先の人生をどう生きるか
第1章 「もう遅すぎる」と諦めているあなたへ
第2章 「ライフシフト」時代を生きる 脱・もう遅いかも症候群宣言
第3章 ようこそ、アラフィフブートキャンプへ
第4章 さあ新しいステージへ 出発の時です
第5章 アラフィフの人生を変えるマインドセット
あとがき
法研
215ページ
2017年12月30日第1刷発行
著者 坂東眞理子 プロフィール
昭和女子大学理事長・総長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業後、総理府に入省。ハーバード大学留学を挟み、統計局消費統計課長、埼玉県副知事、在豪州ブリスベン総領事、総理府男女共同参画室長、内閣府初代男女共同参画局長を務め退官。昭和女子大学教授、副学長などを経て同大学学長に就任し、現職。女性の生き方や働き方に関する著書が多く、『女性の品格』『親の品格』(PHP新書)がベストセラーになる。
坂東眞理子 ブログ はこちら ➡ 「学長ブログ:坂東 眞理子のオンとオフ」
著者のご紹介
( 引用元:「昭和女子大学公式チャンネル」様 より )
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