みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議【書評】
この本は、馬鹿らしいようでいて、確信をついています。
「男と女の違い」という、人類の長きに渡る問題を、オモシロおかしく、まるで居酒屋トークのような気軽さで聞いていられる本に仕上がっています。
私は思わず声を漏らして笑ってしまいました(笑)
みなさんも、晩酌をしながら読んでみては、いかがでしょうか。
※:本書には、性的な表現も含まれるため、苦手なかたはご注意ください。
この本の魅力を知っていただくには、まずは目次を見ていただいたほうが話が早いです。一部をご紹介いたします
・なぜ男と女はわかりあえないのか?
・なぜセッ〇スの最中に笑ってはいけないのか?
・チ〇コはデカいほうがいいのか?そうでもないのか?
・なぜデリヘルで「チェンジ!」と言えないのか?
・なぜ男はハゲを恐れるのか?
・なぜ男はオッ〇イが好きなのか?
・男はどうやって枯れていくのか?
目次の内容だけで、もう他の本と違うことがお分かりいただけたと思います。長年にわたって人類を悩ませてきた問題を、実力も個性も確かなふたりが、小難しい表現を使わずに語り合っているのです。
タイトルも面白いんです。
一見すると、「堅い話なのかな?」「おもしろいの?これ」と思ってしまう表紙とタイトルなので目立ちませんが、なかを見ると、だんだんとジワってきます。
「なーにが世界会議だw」と思ったのもつかの間、「なるほど~」と引き込まれている自分がいる。そんな不思議な魅力を放っています。まさに、著者のふたりそのものです。
学術的に正しいかどうかはさておき、われわれ男性としても、そして忌避感がなければ女性のかたも、晩酌をしながらこの居酒屋トークに浸ってみてください。
きっと、笑みがこぼれるはずです!
納得させ、笑わせてもくれる本書は、酒のお供におすすめです!!笑
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