大人のための読書法【書評】
苦手だな…というかたも多いと思います。かくいう私もそうでした。
始めに触れておきますが、「本はスラスラと読める!読書大好き!」というかたには、本書は不要です。
この本は「本を読むのが億劫になってしまう。なかなかページが進まない」というかた向けの本です。
「本の読み方の本」として、これから読書を始めたいかたにぜひ読んで頂きたい本です!
読書に苦しむ人へ - 本読みがつらいのはなぜか -
この本の著者である和田秀樹先生は、精神科医として第一線で活躍しながら、本も多数出版されています。そんな聡明な大先生ですが、かつては大の「読書嫌い」でした。
筆者は、これまでに数多くの本を執筆してきました。
そのことと本を読むことはあまり関係はないと筆者は述べていますが、やはり世間では「本を書く人はたくさん本を読む」という見方をするのが一般的です。そのため、読書嫌いであったことを信じてもらえないのだそうです。
などが考えられます。これらの難問についても、この本は見事に解決してくれました。
小説であれば、わたしもきっちり読む派です。ストーリーが分からなくなりそうですし、もともと細かい部分も楽しみたくて読んでいるのです。そのため、小説を読む時は、読了までの道のりは長くなります。ただ、それを楽しんでいるので、それでいいと思っていたりします。
わたしの印象として本書のテクニックは、新書、ビジネス書などで役立てることができるなと感じました。
「#大人のための読書法」 #和田秀樹 著
— 浅野 泰平✡✧読書アカウント (@asapon_yomyom) July 19, 2019
自己啓発のために読書をしている人は必見!
情報が溢れる現代において、「効率重視の読書法」こそが、抵抗感を感じることなく読書を続けるための、効果的な方法なのである。
「読書嫌い」から「戦略的読書家」になった筆者のノウハウが詰まった一冊である。 pic.twitter.com/qUd3pvgfWP
【目次】
序章に代えて 大人に相応しい読書のすすめ
第一章 本を読む動機について
第二章 本は必要な部分だけを読めば良い
第三章 情報を自分の人生に生かすための知恵
第四章 知的生活を送る大人のための推薦図書
第五章 本以外の情報源をどう活用するか
第六章 インターネットという情報の化け物を捌く
終章に代えて 本を読む人が生き残る
角川書店
179ページ
2005年9月10日初版発行
著者 和田秀樹 プロフィール
精神科医。昭和35年、大阪生まれ。昭和60年、東京大学医学部卒業。川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)、国際医療福祉大学教授などを務める。心理学をマネジメントや老人医療、児童教育、受験教育に積極的に活用し、独自の理論を確立している。
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